迷走に迷走を重ね、最後に主人公が外国人妻とその連れ子とともに日本へ帰るシーンで作品は終わる。うん。不思議な終わり方です。作品世界はこれで終わるが、気になるならあれこれ想像してみれば。そんなふうに作品から語りかけられているような気がした。ま、その思いは「肝心の子供」のほうが強かったけどね。

- 作者: 磯崎憲一郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/02/04
- メディア: 文庫
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迷走に迷走を重ね、最後に主人公が外国人妻とその連れ子とともに日本へ帰るシーンで作品は終わる。うん。不思議な終わり方です。作品世界はこれで終わるが、気になるならあれこれ想像してみれば。そんなふうに作品から語りかけられているような気がした。ま、その思いは「肝心の子供」のほうが強かったけどね。