わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

濡れる花びら

 昨日の11.2kmが応えたか。朝はなかなか布団から抜け出せず。リビングでゴハンをくれと大騒ぎする麦次郎のために気合いで起きた。起きるまではもう指一本動かすことすらできぬのではないかと思うほどの眠気と疲労感に全身がすっぽりと包まれていたが、起きてみるとそのすっぽりからするりと抜け出せたようで、疲労感も筋肉痛はもちろん、なんとなくの気怠さすら感じない。まぶたに、かすかに重い眠気がひきずられているように思えるだけだ。
 明け方は雨だったようだ。路面がうっすらと濡れている。ベランダの手すりも、ところどころに雨滴の後を残していた。
 念入りに掃除。気温は低く花冷えどころか冬に逆戻りしたかのようだが床や壁、窓から伝わる外気による室内の冷えはさほど感じられず。むしろ、懸命に掃除機を押したり引いたり引きずったりしていると、それだけでじわりと額のあたりや背中から汗がにじみ出す。
 掃除終了後はカミサンと散歩をかねて昼食用のパンや夕食の食材の買い出しへ。パンは女子大通りにある老舗・アンセンのミニ食パンにした。帰宅後、二人でこれを一気食い。マーガリンを塗ってからかつお節、とろろ昆布、醤油数滴で食べてみたら思いがけずうまかった。近ごろは海藻がマイブームだ。先日食べたアカモクメカブをみじん切りにしたような、いや、メカブとモズクの合の子みたいな感じで、ぬるぬるした磯臭さに酢醤油がよくあった。山芋のスライスにこれをかけて食べてみたいと思った。
 午後はなんとなく読書。「笑点」が終わってから二度目の散歩。かすかに霧雨が降っていた。葉桜がしっとりと濡れながら花びらを舞い落としている。
 夕食はカミサンがシチューをアレンジしてグラタン風にしてくれた。