わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

さぼりの種

 六時起床。肌寒い朝。真冬の朝の、布団からなかなか抜け出せない感覚が気持ちのなかにだけくすぶるように残り、それが身支度している最中もしつこく尾を引き、ひとつひとつの挙動が、あきれるほど不安定で、かつ緩慢になる。起きれば寒さなどまるで感じぬのだが、ぐずぐずしていたいという気持ちだけが、どういうわけか残る。こういう感覚が、さぼりの種となるのだろう。
 仕事。進めている案件がどれも佳境を迎え、ひどく混乱した状況だということも、なまけ心を引きずる原因のひとつなのだろう。きびきびと手を動かし頭を回転させるが、時折ぱたりと手が止まる。すぐに作業を再開させるのではあるが、手を止める回数が増えれば、仕事は当然ながら停滞する。
 午後、カミサンが外出。ひとりで留守番しながら仕事。いや、猫をあやしながら、と言ったほうが正しいかもしれない。
 夕方、軽く散歩。
 夜は比較的遅いタイミングまで仕事のメールが届きつづけた。