六時起床。鮮烈な夢を見たという記憶だけが残っている。あまりに鮮烈だったのでメモをしたのだが、書いた途端に内容を忘れたようだ。すでにまったく思い出せない。目覚めてすぐに書いたメモを見てみると、「合体ロボ」とある。見ても、何も思い出せない。
夜中のうちに、ひっそりと、路上を軽く湿らせる程度のささやかな雨が降ったようだ。降らせた雨雲はすでに五月の風に遠く追いやられているようで、うっすらとではあるが、黄金色がかった朝日がアスファルトを照らしている。善福寺川ではツバメが縦横無尽に飛び回っていた。
仕事。連休の谷間の平日のせいなのか、それともメーデーだからなのか、仕事関連の連絡は、メールも電話も一本もない。連休直前や昨日の騒々しさはいったいなんだったのだろう。朝イチからせっせとコピーを書き、掃除と麦次郎の皮下輸液をはさんでから、事務処理のための銀行回り。昨日、帰りがけに買った墨絵のパンで昼食を取り、軽く仮眠をとってから別件の企画案件に着手。ノーアイデアで困り果てていたのだが、鉛筆を握るとアイデアはすぐ出てきた。PowerPointで清書をはじめるが、今日中には終わりそうにないので途中でやめた。
夕食は卵焼きやらおひたしやら、軽めの和食でさっと済ませた。