わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

池澤夏樹×高橋源一郎「死者たちと小説の運命」

「新潮」6月号掲載。震災後の、被災者などを乗せた船が陸地になってしまうまで(?)を描いた『双頭の船』、そして、うーん、なんと紹介したらいいかわからないが、消えゆくものへの愛の小説、とでも言っておこうか…おそらく高橋源一郎の最高傑作といえる『さよならクリストファー・ロビン』、それから今世紀最大の問題作と呼ばれそうな『恋する原発』、などを絡めながら、震災後の小説のあり方、あるいは震災そのものとの向き合い方、などについて、お二人が語っている。『双頭の船』、ちょっと読む気になってきた…。

新潮 2013年 06月号 [雑誌]

新潮 2013年 06月号 [雑誌]

双頭の船

双頭の船

さよならクリストファー・ロビン

さよならクリストファー・ロビン

恋する原発

恋する原発

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