五時五十分起床。過ごしやすい朝。嫌気が差すような暑さは先週ですっかりなりを潜めたようだ。最初だけ猛暑、あとは惰性的な暑さがつづくのか。マラソン大会で最初の100メートルだけ猛ダッシュするとたちまち減速し大勢の生徒にどんどん抜かれる学年一のお調子者を思い出した。もっとも、暑さという存在はほかの何かにどんどん追い抜かれるということはない。秋は夏を追い抜かない。まして冬が夏を追い抜くこともない。
指の傷、まだぱっくりと開いているが血は止まっている。
仕事。難しいことを考えつづけ、飽和状態に。午後は横浜へ。某社コンペのオリエンに参加。この業界で二十年以上仕事をしているが、一番丁寧なオリエンだった。
夜は軽く仕事してから夕食、入浴。忙しい状態はまだまだつづく。