「群像」10月号掲載。気付くと大型の船に乗せられていた老婆たちを、アリスという名の二度結婚をした女の視点を中心に描いている。多視点であるような、単視点であるような。不条理であるような、夢の世界であるような、それでいて不思議なリアリティがある。地に足のついた幻想小説というか。よくわからない魅力がある。
この作品はおもしろいのだが、うーん、「群像」が急激におもしろくなくなってきている。どうしよう。
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/09/06
- メディア: 雑誌
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