わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

怠けの強要

 六時起床。じわじわと暑さが重なり合うように気温が上昇している。家のなかではわかりにくいのだが、外に出れば陽射しが確実に(終わり頃ではあろうが)夏のものであることがはっきりとわかり、何かが狂っている、いや、狂っているのが何かなんてわかりきっているのだが、それに対して何をどうすればいいのかがわからない、特効薬がほしい、どうにかしてほしい、などと想いが一気に吹き出していく。ただし、持続しない。重い問題意識は、生活の慌ただしさや雑多さに、たちまち紛れる。微かに残ったそのカスのようなものだけが、エネルギーを大切にさせたり、ものを大事にさせたりしてくれる。
 仕事。花子、一日中小声でフンフンと鳴きつづけている。なでてやると、一瞬だが黙る。一緒に寝転がってやると、機嫌を直す。だが、こんなことつづけていられない。仕事に戻ると、また鳴く。際限がない。猫に怠けろと言われつづけているような気分。人一倍(猫一倍、と書くべきか)神経質でじっとしていない性格のくせに、他人には呑気さを強要してくる。どういうつもりなのか、さっぱりわからない。
 夕方、散歩を兼ねてOKマートへ。ガシャポン。猫のカタチをしたスマホスタンド。
 夜はカミサンがレンコンと鶏ひき肉の照焼きハンバーグみたいなものをつくってくれた。うまし。