五時五十起床。奇妙な夢を見たという朧げな記憶だけが残っている。慌ててメモを取ったのだが、見返してもまったく内容を思い出せない。メモには「防犯講習」とある。
仕事。某案件のアイデアの取りまとめ。数が多すぎて、ゴールどころか、その作業自体が遠く感じる。遠いくせに、手元でもたつく。まとめるために使う言葉を、選び、躊躇するたびに、その手元が、考えが、目の前から離れていく。ゆったりとした幽体離脱、そんな感覚。おまけに、花子が騒ぐ。深く眠っているな、と安心していると、その数分後には起き出して、廊下をうろつき、トイレを散らかし、水をこぼし、ゴハンもこぼし、にゃんにゃんにゃんと大声で鳴き散らす。抱きかかえても、別室で仕事をしているカミサンを呼んできても、落ち着かない。しかし鳴き疲れるのか、気づけばわが家の冬の風物詩、丸イスと40センチ×40センチサイズのホットカーペット、そしてひざ掛けでつくった「偽コタツ」で、アンモナイトのように丸まって寝ている。
某案件の、歌の資料が届いた。といっても、音声ファイルでも動画ファイルでもなく、楽譜。これじゃ全然わからんがな。歌詞しか確認できなかった。
夕方はクイーンズ伊勢丹へ。オリーブハマチの刺し身など購入。夕食はこれを食べた。脂の乗り方がやさしい気がする。