わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ベランダパトロール

 六時三十分起床。曇天。冷え込みがわずかに厳しくなってきた。裸足で歩くと床を通じて足が冷える。
 玄関掃除をしていると、雨が降りはじめた。篠つく雨。雨量としてはさほどでもないだろうが、妙に音ばかりが際立つ。悪天候の、けだるい日曜の朝ならではの静けさの中で、巧みに反響を繰り返しているのだろうか。
 掃除。麦次郎が勝手にベランダへ行ってしまった。ほったらかしておいたら、一人で帰ってきた。部屋に入るなり、ぼくの顔をじっと見ながら大声で鳴き叫んでいる。ベランダに行ったぞ、という報告をしているらしい。ぼくがベランダに行くと、某ドラマの名シーンよろしくサッシのフレームに顔を半分だけ隠すようにして、こちらを見ている。そして鳴く。おいらは先にベランダに行ったぞ、と言っているように聞こえる。こちらには来ない。一度見回りしているから、再度のチェックは不要、ということだろうか。
 掃除が終わった頃には雨は止み、空は微かに明るみを帯びはじめた。黄金色の光が雲をまだらに輝かせている。近所の生協へ。買い出し。
 うどんで昼食。
 午後は家事の雑用をこなしたり、読書したり。
 夕食はビーフシチューをつくった。肉はスネ肉を圧力鍋で煮込んでホロホロの状態にした。市販のルーを使ったので、ちょろいちょろい。張り合いがない。