六時三十分起床。冬の朝。弱さと鋭さ、両方を持った不思議な冬の陽の光が、意外にまぶしい。しかし吐く息はまだ白くならない。
掃除。そしてカミサンは個展会場へ。
日曜だが今日も仕事。某調理器具メーカーのプロモーション企画。相変わらず先が見えない。万年筆で考えを闇雲に書きなぐっていくが、まるでまとまらない。騒ぐ猫たちと集中力のせめぎあいにもなっている。
パスタがあったので、適当にペペロンチーノをつくって昼食。ぜんぜんおいしくない。
午後も仕事。苦戦。
十六時、もう頭から何も出てこなくなったので、仕事の手は止めて溜め込んだシャツにアイロンを当てる。アイロンしながらテレビ。ロンブー淳が女性タレントを引き連れて伊勢神宮と出雲大社をまわっていた。
十八時、ランニングへ。寒い。しばらく身体が温まらず、苦戦。しかしすぐに汗が止まらなくなった。なんとなく体調に不安を感じていたので、ちょっと短めの8.5km。あちこちでクリスマス・イルミネーションを見かけた。震災以降、過剰にデコラティブな家はかなり減ったような気がするが、まだまだ存在はしている。伝統芸能のように未来永劫受け継がれていくのだろうか。ライティングより満月だよな、と思いながら走っていたら、道路の左右方向への急な傾斜でバランスを崩し、転びそうになってしまった。
夜、カミサン帰宅。今日も晩ゴハンはお総菜。暇だったらつくったんだけどなあ。