過去の記憶と祈り、そして現在のいらだち、悲しみ、後悔が、複雑に入り組んでいく。いい気分では読めないし、問題提起されているわけでもないから考えに沈むこともない。それでもおもしろさを感じるのは、やはり物語の構造が巧みだからなのだろうなあ。
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