夜中は幸い花子に騒がれることはなかったものの、毎日の習慣で二時間おきに目が覚めてしまう。起こされるペースに身体が自然となじんでしまったということになる。年々眠りは浅くなるというのに、睡眠時間は五時間台を行ったり来たり。こんな状態でいいのかとかかりつけ医に相談したことがあったが、成人男性の睡眠なんてみんなそんなものだ、と軽くあしらわれた。ということで、どんなに眠りが浅くとも短くとも、気にしないことにしている。六時起床。
苦戦しつづけている案件がいつまで経っても終わらず、そして納得できず、そんな状態でも他の案件も進めなければならず、というわけで今日は一日中仕事に追われつづけた。こちらのイラツキを察知されているのか、それともそんなことは我関せずということなのか、花子の昼間の騒ぎっぷりが度を過ぎている。