わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

変えられない

 五時三十分、寒くて目が覚めてしまう。体調を崩した花子のことを考えて一晩中エアコンは動かし続けているというのに、床から伝わる冷気が背を面で冷やす。敷布団というのが苦手で、カーペットの上にメッシュ状のマットしか敷いていないから寒い思いをするわけだが、この寝方を変える気はまったくない。これまではふかふかの(アレルギー対策のホコリが出にくい)掛け布団を使うことで寒さをしのげていたのだが、体調を崩し認知症気味になってしまった花子がふかふかした布団に足をひっかけて動けなくなり、その場で倒れたまま嘔吐してしまって以来、この掛け布団をお蔵入りにしてしまったので、背中の冷えを腹のほうから温めてごまかす、というのもできなくなってしまった。最近は、ぺったりとした寝袋を掛け布団がわりにかけ、ごまかし程度に上から毛布をかぶせるだけにしている。やはり寒い。だがこの寝方、変えられない。
 曇天。雨は止んだが朝日はささない。十時ごろになって、ようやく明るい陽射しがリビングにさしこみはじめた。
 仕事。異様な立て込み方。すでに年度末進行にさしかかっているような多忙さ。何をいつやればいいのか、判断に迷う。締切りが近いものからはじめても、資料が未着だったり、すぐに方向転換の指示が来てしまったりと、急ぐ案件にかぎって迷走気味になったりする。まあ、仕方ないのだが。
 目玉焼きを炊き立ての飯の上に載せてつくった超適当な丼で昼食。
 午後、散歩をかねてクイーンズ伊勢丹へ買い出し。そして仕事再開。花子に何度も何度も邪魔される。うるさくて集中できない。それでも集中しなければならない。次々と到着する後送資料。その度に手を止め、資料と問合せが必要になる。
 二十時、集中力が限界なのでお仕事終了。明日は腰を据えて取り掛かれるだろう。だが午前中は掃除だな。

 二十三時過ぎ、強風が吹き荒れはじめた。音を聞いているだけで寒くなる。