わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

愛猫、再発と恢復と(続)

 三時三十分、花子が騒いでいるのに気付き、一度起床。高齢猫の体調を考えて一晩中いれっぱなしにしておいたエアコンの電源が切れていた。デスクの上に置いておいたリモコンを、花子が踏んづけたのだろう。ごはんを与える。その後、花子がしばらく落ち着かなかったので三十分ほど様子を見つづける。
 五時三十分、ガタンという激しい物音で目を覚ます。花子がいない。家中探し回るが見つからない。もしかして、と、カメラ用の三脚を立て掛けてある壁と本棚の隙間を見てみたら、そこに挟まったまま呆然としていた。また認知症のような症状が再発してしまった。徘徊でおかしなところに行ってしまうとまずいのでケージのなかに入ってもらったが、いれた途端に激しく嘔吐してしまう。しばらく様子を見る。
 以降、徘徊傾向は相変わらず。ただし意識はしっかりしていたり、なくなっていたりとかなりムラがある感じ。午後、とうとう立てなくなってしまった。今日は休診日だが緊急応対だけはしてくれているかかりつけ医に電話すると、手元にあるステロイド注射をしなさいとのこと。だめだったら、第二かかりつけ医になってしまっている鷺宮の動物病院で、ステロイドの静脈注射をすることで改善するかもしれない、と提案された。ひとまず手元の注射を打ち、様子を見る。が、一時間以上立っても改善せず、むしろ悪化しているようだったので、思いきって第二かかりつけ医のさぎのみや動物病院に連れて行く。先生、かなり悩ましそう。静脈注射をすると吐き気が出てしまう可能性があるからだ。自宅で打ったステロイドがこれから効いてくる可能性もあるという。皮下輸液後にこうなることが多いことを伝えると、輸液によって脳圧が上がった結果、脳障害を起こしている可能性があるかも、と言われた。原因究明にはMRI検査が必要だが、麻酔を打つ必要があるので、年齢を考えたら決断できない。結局、今日は静脈注射と吐き気止めの注射で様子を見ることに。
 帰宅後、立てなかった花子がよろめきながらではあるが歩けるようになってしまった。ケージのなかで徘徊チックな動きをしている。意識はないようだ。しかし、トイレはきちんとできた。うーむ…。
 もう数日すれば、すっかり恢復できるかもしれない。今は飼い主として最大限できることをするのみ。

 写真は病院で静脈注射を打った後、帰宅しケージの中に入った花子。この時は徘徊せず、じっとしていた。

http://instagram.com/p/yjcGgVpBlR/