わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

愛猫、釣り下がる

 一時三十分、花子の叫び声。慌てて飛び起きる。デロンギのオイルヒーターのてっぺんから、足を引っかけた状態で逆さ釣りになっているではないか。どうやら上に乗ってみたところ、足が放熱板の溝のところに挟まり、そのままバランスを失って落ちてしまったらしい。慌てて足を外してあげると、しばらくビッコを引いていたが、すぐに両足でスタスタと歩き出した。骨や筋の異常はないらしい。安心したが、驚いた。若い頃からオイルヒーターの上に乗ることは多かったのだが、こんな状況になることは一度もなかった。やはり老齢による筋力や運動能力の低下が原因なのだろう。
 夜中、花子の足が気になって何度も起きる。花子のほうも思わぬ失敗で心細くなったらしく、やたらと甘えてくる。だが、足に障害は生じていない。プライドのようなもののの問題なのだろう。
 五時五十五分起床。赤みの強い黄金色の朝日が、春のようで心地よい。花子の足を気にしながら身支度。もちろん問題はない。麦次郎は朝から大声で叫んでいる。おしっこでましたー、腹減りましたー、つまんないですー。そんなところだ。
 日曜ではあるが、仕事。某案件のアイデア出し。ぼくの本業はコピーライターなのだが、今回は動画のアイデアを出さなくてなならない。公共系なのでとっぴ過ぎるアイデアは敬遠されるため、苦戦。雨が降りはじめている。朝日の赤さはいわゆる朝焼け、雨の予兆ということだったのだろう。
 夕方、業務終了。雨は止んでいるが喘息発作後で走るのは怖かったので、エアロバイクを1時間。途中、何度か花子に邪魔される。
 二十時、花子にステロイド注射。今日で連続六日目。明日まで毎日打って、予定ではその後、感覚を空けていくことになる。
 夕食は実家から届いた野菜で軽く済ませた。