震災から四年。何も変わらない部分と、大きく変わった部分と。変わってほしい部分が変わらず、変わってほしくない部分が大きく変わってしまった。そんな四年。間違っている、という小さな憤り。そして、そんな憤りを和らげてくれる、小さな小さな、変わってほしくて変わった部分と、変わらないでほしくて変わらなかった部分。
五時四十五分起床。さほど忙しくないので、某案件を、ほぼ一日かけてじっくりと手がける。外は花粉だらけ。そしてそれをまき散らす冷たい風。また寒波が来ているらしい。
二時四十五分、いったん手を休めてリビングへ。追悼式典がテレビ中継されていた。そしてあの日の、津波の映像。今まで見たことのなかったものが紹介されていた。緊迫感に胸が押しつぶされそうになる。麦次郎が心配そうにぼくの顔を見上げていた。大丈夫だよ、となだめる。
十八時過ぎ、買い出し。風はさらに冷たくなった。
読書はしたけど、なんだか読書日記を書く気にはならないなあ。