今朝も麦次郎がうるさい。五時半ごろから騒ぎはじめ、布団のなかで様子を窺いつつも、相手をしすぎると騒げば構ってもらえると思い込んでしまいやがてまったく眠る時間がなくなるような気がするので、本来なら眠っていていい時間だというのに、と心のなかでぼやきつつ、ひたすら黙ってたぬき寝入りを決め込んだ。六時半起床。身支度とぷちぷちのカゴ掃除を早々に終わらせ、外廊下に出たいと騒ぐところをひとまずベランダに出してごまかそうとしたがうまくいかず、結局外廊下に出すハメになり、出してあげたら調子にのってあちこちをうろうろしつづけ、その様子はどうやら、数年前に亡くなったのだがそのことを麦は知らない、かつては麦と仲良しだった花子の息子で隣のIさん宅で飼われていたぐーちゃんを探しているようなのだが、おそらく、もういないんだよ、と言い聞かせても、理解はしてもらえないのだろう。家に帰るというので玄関のドアを開けてあげたら、廊下を一直線にダッシュしてリビングに戻り、あまりに興奮しすぎたせいだろうか、カーペットの上におしっこを大量に漏らした。あー、情けない。
仕事のメールが届いており、読んでみるとかなり緊急の事態になっていたので休養しようかと思っていたが急きょ予定を変更し、しっかり働くことにする。得意先にも連絡し、電話で打ち合わせをさせてもらう。その後、十七時までひたすら作業。ほぼ平日と変わらない。
なんとか今日できるだけの作業は終わらせることができたので、十八時からランニングへ。忙しい状況だったので距離は抑え目にして6.4km。途中でクラックだろうか、アスファルトの段差につま先を引っかけてしまい、そのまま大きくバランスを崩してあわや転倒、という状況だったが、大股開いて両手をグルングルンと回しバランスを取り直し、なんとかすっ転ばずにすんだ。以前、ランニング中に斜めにうねったアスファルトの上にぶちまけられていた砂でスリップして転倒しそのままコロンと前まわり受け身をしたものの、倒れたときの衝撃でランニングシューズが壊れてしまったことがあるが、その時と同じ状況にならずに済んだのは幸いだ。
夜は比較的のんびり過ごした。
読書はこれから。
写真はクッションに顔をめり込ませて熟睡する麦。