2015-05-09 高橋源一郎『動物記』 読書日記 小説 日本文学 「文章教室2」。捕らわれの身となった文章教室の先生が、言葉には秘められた意味があることを懸命に説く。そして、言葉を抑圧する人間たちと闘え!と声を荒げる。 この作品が書かれたのは2012年。なるほど、震災直後の、言葉狩りのような風潮が、インターネット上での袋叩き=炎上のような事態の常態化へと移行する時期、と言えるかもしれないな。 動物記 作者: 高橋源一郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/04/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 高橋源一郎の作品はコチラ。