わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

高橋源一郎『動物記』

「文章教室2」。捕らわれの身となった文章教室の先生が、言葉には秘められた意味があることを懸命に説く。そして、言葉を抑圧する人間たちと闘え!と声を荒げる。
 この作品が書かれたのは2012年。なるほど、震災直後の、言葉狩りのような風潮が、インターネット上での袋叩き=炎上のような事態の常態化へと移行する時期、と言えるかもしれないな。
 
動物記

動物記

 

 

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