わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

物欲ゾンビ

 道路工事の夢を見ていた。五時四十五分起床。外は涼しい。特に工事はしていない。
 朝、麦次郎がトイレから尻がはみ出た状態でおしっこをしようとしていたからグイと中に押し込んだら、慌てて飛び出してきて、ニャーニャーと大声で鳴かれた。そんなことしたらおしっこできないじゃないか、なにするんだよ、という抗議らしい。怒りはしばらく収まらず、ずーっと家の中をうろうろしてはにゃーにゃーと鳴き、ぼくが書斎に入って仕事をしようとすると、書斎までやってきて、入口のところから首をクンと、赤べこの人形みたいに伸ばしてこっちを覗き込み、ヤンキーみたいな目つきでこちらをにらみ、またひとつ、大きな声で、にゃああああああ、と鳴いた。

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 仕事。
 午後、麻布十番へ。新規案件の打ち合わせ。某ホビー系メーカーの案件。打ち合わせ内容自体はおもしろいのだが、ユーザーの気持ちがどうしてもよくわからない。打ち合わせは90分で終了。分厚いカタログを資料として渡された。これを鞄に入れ、トレーニングをしているような気分になりながらクライアントのビルを出る。帰る途中、新宿のヨドバシカメラのホビー館みたいなところでそのメーカーの商品をチェック。仕事をさぼっているらしい物欲に取り憑かれたサラリーマンが店内を、ゾンビのようにうろうろしていた。
 十六時、帰社/帰宅。夕方からは状況整理、事務処理、そして今日の打ち合わせ内容の整理。
 夜は池上彰反日をテーマにした特番を少しだけ観た。無関心は罪だ、ということが政治に関心のない人たちなどに対してよく言われるが、この件に関しては、両国とも無関心でいたほうがよほど幸せになれるんじゃないか、と思ってしまうくらい、問題が山積みになり、さらに一つ一つが密接につながっていることに気付いた。むむむ。