2015-06-19 古井由吉『雨の裾』 読書日記 小説 日本文学 「新潮」で隔月連載していた連作短篇。連載で読んでいたけれど、もう一度読みたくて買ってしまった。 「躁がしい徒然」。歳を取るということによる、感覚のズレのような感覚。加齢により視覚聴覚に狂いが生じた結果、この空間ではない、一枚向こう側のほうが認識されたり、混濁してしまったり、そんな感覚。わからないけれど、わからなくもない感覚。 雨の裾 作者: 古井由吉 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/06/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 古井由吉の作品かこちら。