わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

諸星大二郎『マッドメン』

  久々に読み返している。現代文明、西欧中心主義(=デリダが批判したロゴス中心主義?)へのアンチテーゼ、だよな。文明にひたりきっている自分の生き方がなさけなくなる。ま、二十一世紀の現代においては、バランスの問題なんだろうけれどね。この作品が発表された80年代よりは現代のほうが未開文明への理解や保護の傾向は強そうだ。完全ではないのだろうし、もう手遅れという面もあるのだろうけれど。

 

マッドメン

マッドメン

 
MUD MEN 最終版 (光文社コミック叢書SIGNAL)

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マッドメン―完全版 (ちくま文庫)

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存在論的、郵便的―ジャック・デリダについて

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声と現象 (ちくま学芸文庫)

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ジャック・デリダ (シリーズ 現代思想ガイドブック)

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