わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

保坂和志『朝露通信』

 戦前は本当に男爵という身分だった男。終戦から二十年経ってもみんなからは男爵と呼ばれている。そして、塾を経営する傍ら畑仕事もやり、近所の子どもたちに肥料がわりのウンコを畑にまかせている。何かというとチンコがでっかくならないぞ、とか、キンタマついてるのか、とか、そんなことばっかり言っている変なオッサン。こういう人物造形って、この作家は今まであまりしてこなかったよなあ。
 
 男爵と言えば

 

ほらふき男爵の冒険

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ほらふき男爵の冒険 (岩波文庫)

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ほらふき男爵の大旅行

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 そして

 

 

 

ネツケ キュージョン (アシュラ男爵)

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朝露通信

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未明の闘争

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