わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近世篇21 世俗の神秘体」

「群像」2015年9月号掲載。王の身体の二重性についての考察はまだまだつづく。神/キリストが規定した(と考えられる)自然法(=理性)があり、それを正義として規定する存在として王が存在し、王が規定した正義の実体として法が存在するというヒエラルキーが、十三世紀ごろから変質し、子なるキリスト→その否定→理性(自然法)→キリストへの回帰→政体…という形になり、この延長上に、王の政治的身体が現れる、としているのだけれど、正直、ここまでのまとめ方・解釈の仕方に自信はないし、全然理解できていない気がする。自分にとっては、今回は非常に難解でした。

 

群像 2015年 09 月号 [雑誌]

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<世界史>の哲学 東洋篇

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<世界史>の哲学 イスラーム篇

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<世界史>の哲学 古代篇

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〈世界史〉の哲学 中世篇

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