わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ミイ改め孫悟空

 六時二十分起床。一ヵ月ぶりのフルの休日とあって、かなり気が緩んでいる。だがドウブツたちの世話はしなくては。自分の喘息対策のために掃除機もしっかりかけておかなくては。やるべきことに縛られた一日の中に、いかにして隙間を見つけるか、だなあ。なんて考えていたが、午後はまるっと空きそうだ。

 麦もぷちもいつもと変わらず。麦はちょっと興奮気味かな。

 カミサンは個展会場である目黒の「ギャルリカプリス」へ。ぼくは一人残ってあれやこれやと家事を進める。近所の生協で、花子の仏壇のための花、豆乳など。

 十二時前に外出。荻窪ルミネの「洋食亭ブラームス」で、今年初のカキフライ。このお店、ちょっと無愛想だが非常によく気がついてくれるおだんごヘアのベテラン店員さんがいる。お歳は観たところ六十代だろうか。ぼくはこの店を二十年以上利用しているが、利用しはじめのころからずっといるような。ちょっと「ムーミン」のミイに似ているので、ぼくとカミサンはミイおばさんとこっそり呼んでいる。カキフライがあまりにうまかったので、会計の時に「すごくおいしかった」と伝えると、ミイおばさんはレジを操作しながら「今年のカキは身が締まっているし味も濃厚で、すごくいい出来」と説明してくれた。この時はいつもの無愛想顔だったのだが、じゃあ、ごちそうさま、とお店を出る時に、ニヤリ、と笑顔を見せてくれた。二十年間で初めて見た表情。まるで、少年マンガでとてつもなく強い敵に苦戦する主人公が「おめえ、強えな。ワクワクするぜ!」とか言いながら見せる極限状況での笑み、そんな感じだった。そうか、ミイおばさんはミイじゃなくて、実は孫悟空だったのか。

 

↓カキフライ。

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↓ミイ。

 

孫悟空

 一人で新宿へ。ゴッホの「ひまわり」を所蔵していることで世界的に有名な損保ジャパン日本興亜美術館で、ちょっと気になっていた後期印象派の展覧会を観る。詳細別項。小田急百貨店をひやかしてから帰宅。

 夕方はドウブツたちをかまってあげてから、エアロバイク25kmを一時間。アキレス腱はもうほぼ痛みはないのだが、念のため今週のランは休み。エアロバイクはアキレス腱への負担がほぼない。

 十九時四十五分、カミサン帰宅。絵が何点か、いい感じに売れている。お客さんから、麦次郎に、とマタタビ入りのおもちゃをいただいた。麦、これを枕にして寝る。

 夜はのんびり過ごした。

 

↓個展会場。わりとシンプルな空間に、ほわっとした猫たちを描いた癒しの力作が。

ライフワークの「なまけ猫曼荼羅」も新作あり。

カレンダーは毎年大好評で、何度も増刷している。猫中毒になる人が多いみたい。

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パワーストーンを使った立体作品はディープなファンやコレクターが多い。 

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↓本日も、午後は在廊だそうです。

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マタタビでゴキゲンだが、若いころほど夢中にならない。 

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↓この人へのおみやげはナシ。さみしそうなのではなく、カメラに緊張しているだけ。カメラをよければハイテンション。

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