「群像」2016年7月号掲載。もう、ただひたすらに小島信夫の私小説論。晩年の、地の文なんだかセリフなんだかわからず、シーンも考えも渾然一体となったよくわからん作品『残光』の解説もちろっと。そして、保坂和志、堀江敏幸。それから後藤明生。
小島信夫も後藤明生も、方法論的な観点からは好きなのだが、そういう理屈を超えて、後藤明生の『挟み撃ち』は好きなんだよなあ。
この連載、中上は扱わないのかな。
「群像」2016年7月号掲載。もう、ただひたすらに小島信夫の私小説論。晩年の、地の文なんだかセリフなんだかわからず、シーンも考えも渾然一体となったよくわからん作品『残光』の解説もちろっと。そして、保坂和志、堀江敏幸。それから後藤明生。
小島信夫も後藤明生も、方法論的な観点からは好きなのだが、そういう理屈を超えて、後藤明生の『挟み撃ち』は好きなんだよなあ。
この連載、中上は扱わないのかな。