「群像」2016年8月号掲載。
ボケかけた老作家が、年一回のペースで衆議院解散してるじゃねーかとぼやく、というだけの話なのだが、記憶をうまく維持できず情報の理解力の衰えも感じはじめている自分へのユーモラスな自虐と社会批判の精神(といっても社会を笑い飛ばすような姿勢)で溢れていて、短い作品なのに非常におもしろい。
「群像」2016年8月号掲載。
ボケかけた老作家が、年一回のペースで衆議院解散してるじゃねーかとぼやく、というだけの話なのだが、記憶をうまく維持できず情報の理解力の衰えも感じはじめている自分へのユーモラスな自虐と社会批判の精神(といっても社会を笑い飛ばすような姿勢)で溢れていて、短い作品なのに非常におもしろい。