「群像」2017年1月号掲載。
断片化していたコミュニティは長い時間をかけてつながりをもち大型化していく、というのが歴史の大きな流れ。その中で生まれた「帝国」という存在は、運営(政治って言っていいのかな。あるいは「統合」なのかも)のエンジンとして思想や宗教を利用している、ただし帝国は宗教そのものでも思想そのものでもない。そして帝国は貨幣と共通する。コミュニケーションと貨幣による価値交換は実はおなじイデオロギーというかメカニズムというか、で動いているだろうから、ってことなのかな。まだ冒頭しか読めてないからよくわからん。理解できてない。