五時四十五分起床。みぞれが吹雪いている。という表現はおかしいのだろうが、そうとしか言えぬ荒れ模様の空。台風の朝とおなじくらい、ゴミを出すという行為に不安を感じたが、まあ、大丈夫そうだ。空の荒れはほんの一瞬、あるいは夜中から少しずつ強まっていたのかもしれないが、今が盛りで、あとは回復に向かうのだろう。騒ぐ麦次郎に外を見せたら納得したようで、すぐ眠りについた。と思ったらウンコをカーペットになびられた。コジコジは天気などまるで関係ないかと思ったが、少しだけ食が細いようだ。
十時、麦次郎に皮下輸液を済ませてから銀行へ。あれこれ事務処理。みぞれの吹雪、とは繰り返すが妙な表現だけれども、これはもう過ぎ去ったようで、冬のつらさはすでに感じないものの、霧雨が強い風で横殴りに降りかかり、時折しなる傘をより力を込めて握り直したり、風の吹く方向へ強く向け直したり、と、雨足自体は弱いものの、台風の近づいている時のような差し方を強要される。
パンで昼食。
午後は某案件の資料の読み込み。ものすごく古い。バブル期あるいはそれがはじけた直後に書き起こした文章をつぎはぎつぎはぎしているようで、「テレカ」だの「イオカード」だの、懐かしい単語が続々と出てくる。挿し絵のタッチも昭和を思わせる。
夕食は豚肉しゃぶしゃぶのスイートチリソース、午前中に銀行回りをしている時についでにルミネの地下で買ったタイの春巻き(米の皮の春巻きを揚げてある)と、カップに入ったタイのコロッケ(ちょっとスパイシーで塩辛い)。ご自宅エスニックがつづいている。エスニックにしたのは、日曜日に買ったパクチーが大量に余ったから。
仕事が落ち着いているので、夜はランニングへ。スロージョグで7kmほど。40分かけた。1kmあたり6分ちょい、くらいのペース。雨上がりの湿った空気が夜気に冷やされ、吐く息が過剰に白く染まる。
↓春巻きはリピートしたいお味。味よりむしろ食感か。もっちもちの皮がヤミツキになる。
↓ねむい鳥。