わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

中村太郎「慎ましく世界を破壊すること」

「群像」2017年10月号掲載。1970年代の東京が舞台。無気力な青年が出会った子連れの売春婦・夏子は彼に自殺を予告。その数日後、若い女と乳児の身元不明の死体が見つかる事件が起きる。彼はその死体が夏子かどうか確かめるために遺体が安置された警察署へ出かけるが、そこでものすごーくぶっさいくなおっさんと出会い、彼にあれこれ付き合わされる…。

 

 中村太郎とは覆面小説家。実は有名な娯楽小説家らしいのだが、誰なのか、さっぱりわからない…。

 

 

群像 2017年 10 月号 [雑誌]

群像 2017年 10 月号 [雑誌]