五時四十五分起床。幾分緩んだ寒さにつられて、自分の気合いのほうも緩みはじめている。だが平日とおなじ時間に起きた。もっとも、身支度のペースは緩みの影響が強いようで、何かともたつく。
冬晴れというには少々早い気もするが、晴天。
午前中は掃除やらアイロンやら。午後からは書斎で仕事に専念する。
夕方、軽く散歩。
健康診断の結果が届いた。悪玉コレステロールがD判定。度重なる足の不調でランニングの回数は減っているものの、そのぶんしっかりエアロバイクでカバーしているし体幹トレーニングも継続している、食事も脂っこいものは食べないし飲酒もまったくしない、というのに、体質なのだろう、どうしても高い数値が出てしまう。今日から黒酢タマネギをはじめてみることに。
読書は金井美恵子『カストロの尻』の「廃墟の旋律」。ある女性が海外で出会った男性に聞かされた、歌舞伎俳優と女中の恋を題材にした映画のタイトルを、映画に精通した「私」(おそらく金井自身がモデル→でも男性)に手紙で訊ねてくる…。これ、文芸誌掲載のときに読んでるんだよねえ。