わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

くまのものを観る

 五時四十五分起床。晴れ。早くも初夏を思わせる朝。気温は徐々に上がっていった。外に出ると新緑がまぶしい。ほのかにジャスミンの花が香る。

 仕事は谷間になってしまっているので、雑務などを淡々と。

 午後は思い切って外出。東京ステーションギャラリーで開催中の「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」を観た。複雑なのにミニマルな印象、そして素材の特性を最大限に活かした建築物の紹介。展建築写真だけでなく、模型や実際に使われている素材・原料や外壁、柱の一部なども展示されているのだが、それらがまるで現代美術の彫刻作品のようだった。解説パネルの文章も隈研吾自身が書いているのだが、言葉の選び方や建築対象、原料、環境、工法などに対する姿勢がロジカルであるにも関わらずDNAレベルでのノスタルジーとでもいおうか、本能的・感覚的な魅力に満ちている。

 

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 ▼目録的な内容。会場で売っていたのでゲット

JA109/隈研吾特集 Kengo Kuma:a LAB for materials

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▼とても気になった本。読んでみたい。

 

建築家、走る (新潮文庫)

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自然な建築 (岩波新書)

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隈研吾 物質と建築

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反オブジェクト―建築を溶かし、砕く (ちくま学芸文庫)

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隈研吾 オノマトペ 建築

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