五時過ぎには目覚めてしまったが、うだうだしているうちにいつもの起床時間になった。身支度と動物たちの世話を済ませてから、土曜日のランニング以降感じつづけている足の張りのケアのためにマッサージをしておく。
仕事。メーデーは大企業はみな休日になるから、取引している代理店の多くが休業。というわけで、今日は一本も電話がかかってこないし、メールも届かなかった。
十一時、事務処理のために銀行へ。連休の谷間のせいだろう、年末並みの混雑。
午後は某案件のコピー。今日の午前中まで何を伝えればいいのかさっぱりわからない状態だったが、思うこと感じることを、じっと耐えるような気持ちでつらつらと書きつづけていたら、突然カタチが見えてきた。時々、こういうことがある。
二十時、葵がウンコをカーペットになびった。
夜はエアロバイクを30分。足の張りはバイクを漕ぐくらいならあまり影響はないが、かといってよくなるわけでもない。今週末のランニングはお休みしたほうがいいかも。
読書は佐伯一麦「山海記」(「群像」2018年5月号掲載)。先月号までずっと「彼」が全国の水害の土地を旅する、という私小説風作品として進んでいたのだが、主人公が十津川の吊り橋で立ち往生(正確には、しゃがみこんじゃったんだったかな)してから作品世界が前に進まなくなった、というのを理由に、突然語り手が「私」に代わってしまった。私は「彼」が訪れた吊り橋を二年ぶりに再訪するのだが…。