わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

梅雨の花

 六時二十分起床。女優の旧ミムラ・現美村里江が夢に出てきた。

 布団に入っている間は静かに雨音が響いてきたがいつしか途絶えた。だが陽は射さず、もう一度降るか、降ったり止んだりを繰り返したりか、そんな調子なのではないかとなんの根拠もなしに考えていたのだが、昼には雲は多く残るものの、梅雨の中休みという言葉がいかにも似合う晴れ空となった。こうなると、早めに咲きはじめたノウゼンカズラやらタチアオイやらがよく映える。百合もあちこちで開きはじめた。目線を少し落とすとクチナシの花が枯れはじめ、さらに落とすとドクダミの花が完全に枯れていた。

 午前中は掃除。そして杉並区長選挙、区議会議員補欠選挙

 クイーンズ伊勢丹で買った天丼、太巻き、アサリの炊き込みごはんを妻とわけっこして昼食。

 午後は中沢新一「レンマ学(6) レンマ的無意識」(「群像」2018年7月号掲載)を読む。レンマという考え方(認識論?)とフロイトの深層心理の共通点。だがフロイトのいう深層心理はレンマの一端でしかなく、さらに深い心理の部分にレンマが展開されている、ということなのだと思うのだが、理解しにくかったなあ。

 

群像 2018年 07 月号 [雑誌]

群像 2018年 07 月号 [雑誌]

 

  

アースダイバー 東京の聖地

アースダイバー 東京の聖地

 

  

チベットのモーツァルト (講談社学術文庫)

チベットのモーツァルト (講談社学術文庫)

 

  

雪片曲線論 (中公文庫)

雪片曲線論 (中公文庫)

 

 

『野生の思考』 2016年12月 (100分 de 名著)

『野生の思考』 2016年12月 (100分 de 名著)

 

 

 夕方はランニングへ。13.6kmを1時間21分。ひさびさにサポーターやタイツ、そして特殊インソールといったものをすべてナシで走ったのだが、まったく問題ナシ。この時間に走ると散歩中のいろんな犬を見ることができてたのしい。上井草ではウグイスの声を聞き、自宅近くを流れる善福寺川では、かなり育ってきたカルガモの子どもたちを見かけた。

 夕食は和食いろいろ。食べながら見た「日曜美術館」が、フランス人のジャーナリストなのかな、女性が日本の美術館をめぐる企画をやっていたのだが、外から見た日本文化がいかにもステレオタイプ的ではあるのだが、実は日本人以上に様式や変化、もてなしといったことに敏感な人だったので、美術館の、気づいてはいるがぼくらが十分に言語化・意識化できていないことにたくさん気づいてくれていて、それを海外の観光客たちに発信しているというのは、ありがたいことだし、その本を読んでみたい、と少し思った。ロバート・キャンベルパンツェッタ・ジローラモも出ていた。

 

 

井浦新の日曜美術館

井浦新の日曜美術館

 

 

▼手。

f:id:catkicker001:20180624222212j:plain