2018-10-30 奥泉光『雪の階』 読書日記 小説 日本文学 新聞記者たちの探偵的な立ち回りが落ち着き、物語は大きく動きはじめる。一行は導かれるように日光へと移動する。 日光。日の光。すごい名前だ、と書かれていたが、たしかにその通り。今まであまり気にしなかったけど。むしろ、すこし安直な印象だとすら思っていた。 雪の階 (単行本) 作者: 奥泉光 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2018/02/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 『吾輩は猫である』殺人事件 (河出文庫) 作者: 奥泉光 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2016/04/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 東京自叙伝 (集英社文庫) 作者: 奥泉光 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/05/19 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る ▼奥泉光の作品はこちら。『ビビビ・ビ・バップ』は面白かった。でも一番好きなのは『浪漫的な行軍の記録』かな。