2019-03-03 奥泉光『雪の階』 読書日記 小説 日本文学 奥泉光 三章に入り、物語はさらに大きく動き、そして謎めいていく。主人公の惟佐子は一歩引いた感じになり、他の登場人物たちが、事件の解明に向かって慌ただしく動く。それでも昭和初期的な文体はしっかりキープされている。緻密に計算されているんだなあ。 雪の階 (単行本) 作者: 奥泉光 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2018/02/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る