わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

強引な目覚め/大きなうなずき

 五時四十分起床。夢の最中、映画でいえば劇場で観ていていいところで、というよりは、自分が役者で演技の真っ最中であり監督のOKが出る前の状態で、アラームが鳴り響き、現実世界へ強引に引きもどされた。こんな時は必ず混乱する。布団の上で、しばらく自分は何者で今から何をすべきなのかが、さっぱりわからなくなる。ま、すぐわかるようになったわけだが。こんな起き方になるということは、夢とは眠りの浅い状態で観るらしいから、しっかり眠れていないということか。原因は暑さなのだろう。仕事などで人に会えば、ほぼすべての人が、夏の寝苦しさを訴える。

 仕事。某案件の資料の読み込み。

 午後は大崎で打ち合わせ。ある方とはじめてお会いしたのだが、こちらの話に対して、しきりに、そして大きくうなずく人だった。こんな方に対して説明すると、聞いていただけている実感がしてすごくいい気分になれるのだが、本心でやっていらっしゃる方に交じって、時折ではあるが、しきりにうなずいてはいたものの、話はまったく理解していない場合もある。これは怖い。

 夕食はカレーライスを食べた。

 

 沼田真佑「早春」(「群像」2019年9月号掲載)を少しだけ読む。この作家、読んだことはないし、実は今日まで知らなかった。書き出しが自然で面白そうだったから読みはじめている。ウツ持ちの小説家のエピソード。

 

 

群像 2019年 09 月号 [雑誌]

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