五時四十五分起床。寝汗に苦しむことはなくなり心地よい目覚めができるようになりつつあるが、その反面なのか、朝の動作が全体的に緩慢になっている。一分で済むことが二分近くかかる。積み重なっても完全に倍の時間が、ということにはならないのだが、無駄が多いような気がしてならない。おそらく酷暑の朝と比べて頭が冴えている分、これは今やらなくても、先にこちらをやるべきだ、と考えることが増え、その分手が止まっているのではないか、と自己分析しているが、実際のところは、ぼーっとしているだけの話なのかもしれない。
仕事。夕方は四谷にて某案件のプレゼン。好評。
読書は田中和生「叙事詩としての近代小説」(「群像」2019年9月号掲載)のつづき。村上春樹『ノルウェイの森』の叙事詩性。「誰かのために死ぬ」という戦前・戦時中の価値観の崩壊。うーむ、この作品、読んだ方がいいかな…。村上春樹は初期の作品何冊かと、『ねじまき鳥』『海辺のカフカ』は読んだのだが、そこで止まってるし、間の何冊かがヌケている。
震災後の日本で戦争を引きうける: 吉本隆明『共同幻想論』を読み直す (いま読む!名著)
- 作者: 田中和生
- 出版社/メーカー: 現代書館
- 発売日: 2017/02/15
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る