「群像」2019年11月号掲載。大江健三郎のノーベル文学賞受賞後、特に2000年代ということになるのかな、の作品論。『おかしな二人組』『美しいアナベル・リイ』『水死』といった作品から、今のところ最新作であり大江自身は最後の小説と言っている『晩年小説集』までが対象。工藤庸子の文章を読むのは初めてだ。まだ読み始めたばかりなのだけれど——こんなに躍動的な、少女がスキップしているみたいな文体の評論、衝撃的だよwww。
政治に口出しする女はお嫌いですか?: スタール夫人の言論vs.ナポレオンの独裁 (けいそうブックス)
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