わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

長嶋有「あら丼さん」

「群像」2020年1月号の短篇特集に掲載。もう2月号が届いているのだが、まだ1月号を読んでいる。

 長嶋有本人がモデルらしき語り手が主催する句会、俳句の同人サークルのメンバーがであるあら丼さんが急逝する。語り手は同じ句会の同人のスモという男とともに、クルマであら丼さんの葬儀に参列するため彼が住んでいた高崎に向かう。

 その車内での会話の普通さ。仲間に対する淡々としているが深そうな、そして少しだけ複雑そうな想いの描写が、地味だが美しい。

 

 

群像 2020年 01 月号 [雑誌]

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  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/12/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

俳句は入門できる (朝日新書)

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問いのない答え (文春文庫)

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新装版 春のお辞儀

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  • 作者:長嶋有
  • 出版社/メーカー: 書肆侃侃房
  • 発売日: 2019/04/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)