五時四十分起床。今朝もまたぬるい。もはや春と言っていいような気がする。さて、九年前の今日はどうだったろう。暖かかったのか、寒かったのか。寒かったという記憶はないが、暖かという記憶もまたない。十五時頃に起きたあの揺れの印象が強すぎて、それどころではなかったか。それよりも、その日の朝に祖母が九十七歳だったか、で亡くなっている。葬儀をどうする、と両親と大騒ぎしていた。結局、二日後に余震を気にしながら栃木で告別式を行った。荻窪から東武線の新古河駅までたどり着くのに、確か三時間近くかかった。
仕事。終日、某案件のコピーを書きつづけた。
昼食は妻が不在だったので、神田のカレーの名店「エチオピア」の味を再現したというレトルトカレーを食べてみた。本当にお店の味に近い。うまい。また買おう。
読書は尾崎真理子「ギー兄さんとは誰か 大江健三郎と柳田国男」(1)(「群像」2020年4月号掲載)。風呂で読んでいたのだが、うたた寝してしまったのであまり読めていない。