五時二十分、目が覚めてしまうが二度寝し、四十五分に起床。外出自粛の初日だ。ほぼいつもどおりに身支度し、動物たちの世話をし、メールチェックをし、新聞に目を通す。報道は新型コロナ一色だ。感染力の高さは身体だけでなくメディアにも及んでいる。
八時、朝ドラ「スカーレット」の最終回を観る。誰も泣かない最終回。前に進むだけ。亡くなった息子も作品を通じて前に進んでいる。朝ドラは「花子とアン」「ひよっこ」が特に気に入っていたのだが、この作品もかなり気に入った。
九時、寝違えの治療のため整骨院へ。意外に外をうろついている人も治療に来ている人も多くて驚く。みな、不要不急ではないのだろう。帰宅途中に通りかかったスーパーでは外に行列ができていた。その大半がトイレットペーパーのパックを抱えている。買い占めなのか、ストックが切れそうなので朝から並んでいるのか、判然としない。
帰宅後、掃除。
午後は仕事。某パンフレット案件の資料整理と構成のツメ。作業中に大雨が降った。十七時、ひとまず終了。
夜は「スター・トレック:ピカード」の6話と7話を観た。宇宙船や基地のセットよりも、地球によく似た環境を持つ惑星の自然の美しさに感動した。タルコフスキーの「ストーカー」もそうだったけど、SF的な世界観だからといって美しい自然がマッチしないかというと、そんなことはないんだよなあ。