わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

堀江敏幸「二月のつぎに七月が」(27)

「群像」2020年6月号掲載。「いちば食堂」のふたりの鯖談義から今回ははじまる。体幹とバランス感覚をバナナで喩えるという不思議な話も気に入った。へんに気取らない自然体の文体。崩れているのではなく、品格と知性に満ちているのだが、それが表面に強く表れない。そして、あらゆる事柄に対する愛情に満ち溢れている。こういう文章を書くのは、本当に難しい。

 

 

群像 2020年 06 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2020/05/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 ▼本日発売。

群像 2020年 07 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2020/06/05
  • メディア: 雑誌
 

 

 ▼一番好きなのは『河岸忘日抄』。でも、『雪沼とその周辺』も捨てがたい。おなじくらい好きだ。

戸惑う窓 (中公文庫)

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  • 作者:堀江 敏幸
  • 発売日: 2019/10/18
  • メディア: 文庫
 
雪沼とその周辺 (新潮文庫)

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曇天記

曇天記

  • 作者:堀江敏幸
  • 発売日: 2018/03/24
  • メディア: 単行本
 
河岸忘日抄 (新潮文庫)

河岸忘日抄 (新潮文庫)