わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ポール・オースター/柴田元幸訳『ガラスの街』

 新型コロナのためにかえって忙しくなってしまっていたためにしばらく読むのをストップしていたのだが、ここに来てまた読みはじめた。以前発売されていた別の人が訳した本作(確か『シティ・オブ・グラス』というタイトルになっていたと思う)を20年以上前に読んでいるのだが、まるで印象が違っているのに驚く。作品の異様な世界観は、こちらの訳のほうがうまく表現できているような。

 

ガラスの街 (新潮文庫)

ガラスの街 (新潮文庫)

 
幽霊たち (新潮文庫)

幽霊たち (新潮文庫)