わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

深夜の地震

 五時四十分起床。暖かな朝。葵が早朝から東側の窓辺で日向ぼっこをしている。鼻先を窓ガラスの方へ向け、まぶしそうに目を細め、背中でたっぷりと日を浴びている様子がいかにも猫らしい。時折クンクンと匂いを嗅ぐような仕草をするのはなぜだろう。昨日の軟便はかなり落ち着いているらしい。機嫌がよい。

 午前中は掃除、そして葵に投薬。朝晩、10日間つづける必要がある。

 午後は妻と新宿へ。ミロードにあるAVEDAで妻のカラーリング用シャンプーとぼくのヘアワックス(ホイップと書いてある)。新製品のボタニカルシリーズのサンプルをいただいた。

 伊勢丹へ。ワイズでコンタクトをやめる決心をした(らしい)妻が、メガネのフレームを購入。ぱっと見はスタンダードなのだが、よく見るとツルのところがちょっと凝っていたり、という感じ。最近はボストンとかウェリントンとかスクエアとか、いわゆる定番的なカタチで括れない微妙なカタチのものが増えた気がするが、妻の買ったものはウェリントンに近いと思う。ちなみに、ぼくがYohji Yamamotoで買ったフレームはボスリントン、ボストンとウェリントンの中間くらいのものを、こう呼ぶことがあるそうだ。Y's、妻はパンツを試着していたがなんだか老けて見えるので買わず。ぼくもダブルのジャケットを買いそうになったが、今は必要ないので買わなかった。

 小田急方面に戻り、伊東屋などでぼくの名刺ケースを物色。この素材はいいけれどこの色がほしい、みたいな状況になってしまったのだが、帰りの電車の中で検索したら、伊東屋で見た国産システム手帳ブランドのアシュフォードから出ているネイビーのサフィアーノ(と呼ばれている皮革)のものがすごくよかった。店頭で見て質感や縫製のレベルも確認できているので、ネットでポチってしまった。いわゆるショールーミングをしてしまったことになるが、まあ、伊東屋さんでは時々買い物しているから、いいかな。到着が楽しみ。

 夕食は、荻窪ルミネの地下にあるタイ料理のテイクアウト店「チャンロイ」で買ったカオマンガイ、生春巻きなど。豚の唐揚げがクリスプな食感としっかりした肉の味が楽しめ、おまけに一度グリルしてから揚げているのか、豚からは余計な(くどい)脂がすっかり抜けていて、とても美味。

 二十三時過ぎ、大きな地震。震度4だそうだが、もっと大きかったような印象。ケータイから発せられる例のアラート音は鳴らなかったが、テレビの緊急地震速報の際に流れる音もまた、妙に人を不安にさせる。今回は揺れが大きいだけでなく、時間も長かった。葵が驚いてサッとどこかに隠れたが、すぐ出てきた。しかしぼくの顔を見ると逃げる。どうやら、ぼくが家を揺らしたと思い込んだらしい。なんだよ、その勘違いは。それはさておき、被害が気になる。被災した方、どうか気をつけて。