わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

使っているのは農業用

 五時四十分起床。コロナ禍で二度目の梅雨明けということになる。夏は多少感染力が弱まる、といった話があった気がするが、今年はどうなのだろう。変異腫と紫外線の関連性についてはあまり報じられていない。

 朝イチで東側のベランダにサンシェードを取り付ける。サンシェードと書くとオシャレな感じがするが、使っているのは農業用のものだ。十年くらい前に買ったが、痛んでいないのでいまだに問題なく使えている。

 

 ▼こんな感じのもの。

 

 午後は妻と吉祥寺へ。生活必需品を中心にあれこれ購入。

▼妻のツイート。妻は森田さんの高校時代の美術部の直接の後輩。いまだに年賀状のやりとりはある。

 パルコで古書市をしていたので覗いてみたら、80〜90年代の時代を感じさせる書籍がわんさかと。ついつい長居してしまった。感染のことを考えたら長居は厳禁なのだろうが、会話はしないからなあ。で、コレを購入。敬愛する古井由吉のエッセイ『楽天の日々』の挿絵を担当した画家。スーパーリアリズムの旗手だが、そのタッチとは正反対に(というよりもそのタッチを逆説的かつ最大限に活かして)生と死のはざまを行ったり来たりするような、不安定さの感じられる世界観を表現している。まさにタイトルどおり。作品解説が非常におもしろく、読み応えがある。

 
 
 
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 夕食はアトレで買った中華のお弁当を食べた。ゆで豚、しっかりしたうま味があって食べごたえがあった。

▼コレも妻のツイート。

 夜はランニングへ。まだ気温は高い。風があったのが救いだが、止まるとたちまち暑くなる。11km。健康と体力増強が目的のランニングだが、夏はこれ以上走ると危険で本末転倒かな。

 
 
 
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 川上弘美不眠症の伯爵のために」(「群像」2021年8月号掲載)を少し。ある女性の小説家のコロナ禍における友人たちとの交遊録を描く連作。もう四回目くらいかな。コミュニケーションには大きな隔たりがあるはずなのに、どういうわけか、ゆるい。コロナという状況を怖れたり嫌悪したり対策に怒ったりというのではなく、しなやかに対処、いや、順応かな、している感覚がある。