五時四十分起床。ここ数日多忙なせいか、少々目覚めが悪い。眠りの深いタイミングでアラームが鳴ったようで、淀んだような呆けたような感覚がしばらくつづいた。
仕事。資料を読み込んではアイデアを掘り下げたり構造化したり、という作業がずっとつづいている。プロセスのなかでいちばん好きな部分ではあるのだが、エネルギーの消耗は激しい。なにかの拍子に集中力が途切れると、脳が疲労していたことに気付くのか、猛烈な眠気に襲われることがある。そのたびに、部屋をうろついたり、水を飲んだりして気を紛らわせる。あまりに睡魔が強いときは、思い切って寝る。いちばんの解決策だ。
台風が近づいているが、妻は明日から仙台に出張。台風の接近と新幹線の時間が重なるのではないか、と気が気ではないようだ。
読書は、高橋源一郎「オオカミの」(「群像」2021年10月号掲載)を少しだけ。