わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

イメージのずれを科学的、統計的に

 五時四十分起床。

 九月も下旬にさしかかり日の出の時間は少しずつ遅くなっているようだが、まだまだ夏を引きずっているような天気と暑さ。さすがに蝉の声は滅多に聞かれなくなり日差しも鋭さの角が取れてきたようだが、気温は一丁前に夏並みに上がっている。しかし、空の雲の描く模様や青空の色味は記憶の中にある秋の空とほぼ一致する。気象とは、こうした一般的な認識、イメージのずれを科学的、統計的に修正する作業のようなもの、なのだろうか。

 仕事。某案件のコピーをメールで送り、別の案件のコピーも確認してからメールで送り、さらに別の案件のコピーも別案を無理やりヒネリ出し、カタチにしたところでメールで送った。メールで、といっても、すべてWordやPowerPointのファイルだ。

 午後、耳鼻科医へ。上咽頭炎は完全には治りきっていない。まだ炎症が残っているらしく、アレルギー性のものだとしたら、しばらくは薬をつづける必要があるそうだ。

 夕食は妻が生姜焼きをつくってくれた。うまし。

 

 多和田葉子「太陽諸島」(「群像」2021年10月号掲載)。『地球にちりばめられて』『星に仄めかされて』につづく、Hirukoシリーズ第三弾。Hirukoは北欧で出会った国籍バラバラ言語バラバラの仲間たちとともに、消滅してしまったらしい故郷の島国を船で目指す。