五時四十分起床。午前中から仕事で外出。予報では曇天ではあるものの降水確率は低く傘の必要はなさそうだったが、家を出る直前に天気予報アプリが雨雲接近を知らせてきた。慌てて折りたたみ傘をバッグに突っ込み家を出るが、駅に向かう途中でパラパラと降りはじめた。微かすぎて傘をさす気にはとてもなれないがメガネが濡れて視界が揺らぐ。レンズに塗っておいた曇り止めがこの水滴で溶けてしまったようで、メガネが曇りつづけたのが少し恥ずかしい。訪問先の最寄り駅のそばにあるドラッグストアに飛び込み曇り止めを買い早速塗ってみたが、愛用しているものほど効果がない。
▼愛用品。先日買ったメガネは以前のものより曇りやすい構造、というのも今朝のトラブルの原因。レンズができあがり商品を受け取る際にも試しがけをしたら少し曇ったのだが、店員さんいわく「セルフレームは曇りやすい」のだそうだ。
▼これをドラッグストアで購入。あまり効かなかったのは、正しい使い方をしなかったかららしい。
十四時、帰宅。帰りがけに買ったパンで遅めの昼食。その後は黙々と書斎で作業。鉛筆を何度も削った。
村田喜代子「新「古事記」an impossible story(3)」(「群像」2021年11月号掲載)。人、火、犬。外国人にとっての漢字の面白さ。どれにも人が入っていて、人の生活や文化に欠かせないもの。