五時四十分起床。晴れ。幾分冷え込んでいるようだが厳しさは感じず、むしろ心地よい。
勤労感謝の日。サラリーマン時代からこの日は、どういうわけか「休めない日」になっていて、社会人になって以来、休めたのはほんの数度なのだが、仕事は昨夜にすべて切りのいいところまで終わらせておいたので、今日は思い切って休むことに。個展を終えて一息付いている妻といっしょに長めに散歩したり、読書したり、葵をかまったり、とのんびり過ごした。
夕方、仕事のメールが数本入る。作業量はたいしたことはないが、緊急のようなので、いちおう動いた。やはり勤労感謝の日は休めない運命にあるようだ。
諸星大二郎『西遊妖猿伝西域篇・火焔山の章(3)』。ようやく悟空が牛魔王と対決か、と思いきや、本格的な決闘には至らず。そしてサソリ女が再登場。
山本浩貴「この国(近代日本)のかたち 小田原のどか著『近代を彫刻/超克する』が照らしだすもの」(「群像」2021年12月号掲載)。すばらしい書評。